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THE ROLE OF THE FIRE BRIGADE

消防団の役割

平常時・災害時の活動

平常時の活動

1.防火・防災啓発活動

  • 防火巡回:定期的に地域を巡回し、住民に対して火災予防の啓発活動を行います。具体的には、火の用心を呼びかけるとともに、火災の原因となる危険箇所を点検します。
  • 防災訓練:地域住民を対象に、火災時や災害時の避難方法、初期消火方法、応急手当などの訓練を実施します。

2.消防訓練

  • 消火技術訓練:消防団員自身の技術向上を目的として、消火技術や救助技術の訓練を定期的に行います。これにより、災害時に迅速かつ適切に対応できるようになります。
  • 応急手当訓練:心肺蘇生法(CPR)やAEDの使用方法など、応急手当の訓練も実施し、団員の救命能力を高めます。

3.防災資機材の点検・整備

  • 消防車両の点検:消防車両や消火器具、ホースなどの資機材を定期的に点検し、整備を行います。これにより、いざという時に確実に使用できる状態を維持します。
  • 防火水槽の確認:防火水槽や消火栓の位置を確認し、水源の確保状態を点検します。

4.地域行事の参加と支援

  • 地域イベントのサポート:地域の祭りやイベントに参加し、防火・防災の啓発活動を行うとともに、地域住民との信頼関係を築きます。
  • 地域清掃活動:地域の清掃活動や環境美化運動にも参加し、地域の美化と環境保全に貢献します。

5.教育・普及活動

  • 学校での防災教育:学校を訪問し、児童・生徒に対して防火・防災の重要性を教える授業やワークショップを実施します。
  • 高齢者宅訪問:独居高齢者宅を訪問し、防火のアドバイスや安全確認を行います。

6.女性消防団員の活躍

  • 防火訪問:特に女性消防団員が、独居高齢者宅への防火訪問を行い、火災予防や防犯対策のアドバイスを提供します。
  • 応急手当普及:女性ならではの視点で、地域住民への応急手当や健康管理に関する指導を行います。

災害時の活動

1.火災対応

  • 初期消火活動:火災発生時には迅速に出動し、初期消火活動を行います。早期の消火活動によって火災の拡大を防ぎます。
  • 避難誘導:火災現場周辺の住民を安全に避難させ、混乱を防ぎます。

2.救助活動

  • 人命救助:建物内に取り残された人々を救出し、安全な場所へ避難させます。
  • 救護活動:負傷者に対して応急手当を行い、医療機関への搬送をサポートします。

3.自然災害対応

  • 地震:地震発生後の初動対応として、倒壊した建物からの救助活動や、避難所の設営支援を行います。
  • 台風・洪水:台風や洪水による被害地域での救助活動、浸水した住宅からの避難誘導、水防活動などを実施します。

4.避難所運営支援

  • 避難所設営:災害発生後、避難所の設営や運営をサポートします。物資の配布や避難者の管理を行い、住民が安心して過ごせる環境を整えます。
  • 情報提供:避難所での情報収集と提供を行い、住民に必要な情報を伝えます。

5.災害予防活動

  • 事前準備:災害発生前に地域住民に対して防災訓練を実施し、災害時の対応方法を普及させます。
  • 設備点検:消火設備や避難路の点検を定期的に行い、災害に備えた準備を徹底します。

6.連携活動

  • 行政機関との連携:地域の行政機関や他の防災組織と緊密に連携し、効果的な災害対応を実現します。
  • 地域住民との協力:地域住民と協力しながら活動を行い、コミュニティ全体での災害対応能力を高めます。