フェイスリフト(切開リフト)の失敗例とは?後悔しないための対策や注意点を解説

フェイスリフト(切開リフト)は、たるみを引き上げ、ハリのある若々しい印象を目指す美容施術の一つです。

しかし、施術後に「キズ痕が残った」「引きつれが気になる」といったトラブルから後悔する方も少なくありません。

ここでは、フェイスリフト(切開リフト)の具体的な失敗例をご紹介し、後悔しないための対策や注意点を解説します。

フェイスリフトについて理解し、満足できる施術を受けるためにもぜひ参考にしてください。

フェイスリフトとは?どんな美容手術?

顎に手を添える女性

フェイスリフトは、加齢によってたるんだ皮膚や筋肉を引き上げ、若々しい印象を取り戻すことを目的とした美容手術です。

具体的には、メスを使用して切開して行う「切開リフト」と、切らずに糸で引き上げる「糸リフト」があります。

切開リフトと糸リフトの違いについて見ていきましょう。

切開リフト(切るフェイスリフト)

切開リフトは、皮膚を切開してたるみを取り除く手術です。

耳の周囲やこめかみ辺りの目立ちづらい場所を切開し、皮膚やSMASと呼ばれる筋膜様の組織を引き上げて固定することで、顔全体のたるみ、特に頬やフェイスラインの改善が期待できます。

効果が高い反面、ダウンタイムが比較的長く、キズ痕が残ることが欠点です。

糸リフト(切らないフェイスリフト)

糸リフトは、医療用の特殊な糸を皮膚の下へ挿入し、たるみを引き上げます。

メスを使わないため、切開リフトに比べてダウンタイムが短く、手軽に受けられる点で注目されている施術です。

ただし、持続効果は切開リフトと比較すると、どうしても短くなります。

糸リフトに使用する糸にはさまざまな種類があり、コグと呼ばれるトゲのような構造を持つものなどがあります。

糸が皮下組織に引っかかることで起こる物理的な引き上げ効果と、糸を挿入することでコラーゲン生成が促され、肌質が改善されることによる効果が期待できると言われています。

フェイスリフト(切開リフト)の4つの失敗例

鏡を見つめる女性

フェイスリフト(切開リフト)は、たるみを根本的に解消して若々しい見た目を目指す美容手術ですが、仕上がりに満足できないようなケースもあります。

手術後に、気になるキズ痕や引きつれ感が残ってしまったり、自然な仕上がりにならず期待した効果が感じられなかったりと、失敗例も少なくありません。

ここでは、フェイスリフトの手術で起こりうる失敗例を4つご紹介します。

目立つキズ痕が残ってしまった

フェイスリフト(切開リフト)はメスを使用するため、手術後にキズ痕ができることは避けられません。

しかし、知識や経験が豊富な医師であれば、切開範囲を最小限に抑えたり、キズが目立ちにくい部位を選んで切開したりと、キズ痕をできるだけ目立たせない対応が可能です。

一方で、医師の技術が不足している場合や術後に適切な処置が行われなかった場合、キズ痕がくっきり残ってしまうこともあります。

たるみやシワを改善させることができても、目立つキズ痕が残ってしまっては美容手術の本来の目的を損なうことになりかねません。

目立つキズ痕を目立たせず、満足のいく仕上がりを得るためには、医師の高い技術が求められます。

皮膚がひきつれて、表情が不自然になった

切開リフトでよくある失敗のひとつが、皮膚のひきつれによる不自然な表情です。

本来、フェイスリフトはたるみを改善し若々しい印象を取り戻すための施術ですが、過剰に皮膚を引っ張ることで口元や目元がつっぱったようになり、不自然な仕上がりになってしまいます

一見、自然に仕上がったように思えても、笑ったり表情を大きく動かした際に違和感が生じ、不自然さを感じるケースもあります。

こうした失敗を回避するためには、信頼できる医師のもと慎重な施術計画を立てることが大切です。

肌の表面がボコボコしている

切開を伴うフェイスリフトを受けたあと、肌の表面がボコボコとした状態になってしまうことがあります。

考えられる原因のひとつが、肌内部にあるリテイニングリガメント(皮膚や脂肪を固定する支持靱帯)の影響です。

この支持靱帯が強く残っていると、皮下脂肪やSMASが均一に引き上げられず、凸凹が生じることがあります。

また、「拘縮」と呼ばれる現象により、肌内部の組織が硬くなることで表面がボコボコと見えるケースもあります。

肌の表面がボコボコしている、という失敗例には複数の原因が隠れている可能性があり、慎重な対応が求められます。

効果が感じられなかった

切開リフトを受けたにもかかわらず、「思ったほど変化を感じられなかった」「施術前とあまり変わらない気がする」というケースもあります。

その主な原因として、医師の技術不足や、適切ではない術式が選択された、などの原因が考えられます。

また、手術前のカウンセリングで仕上がりイメージが十分に共有されていなかった場合も、期待していた効果を実感しにくくなる要因となるかもしれません。

切開リフトを受ける際は、経験豊富で信頼できる医師を選ぶことはもちろん、なりたいイメージを明確に伝え、納得いくまでカウンセリングを受けることで満足度の高い結果に繋がるでしょう。

フェイスリフトで失敗・後悔しないための対策

医師とのカウンセリング

「フェイスリフトを受けたのに後悔…」そんな事態を避けるためには、信頼できる医師のもとで施術を受けることや、施術に関する事前のリサーチが重要です。

また、キズ痕が残る、思っていたほどの効果を感じられないなど、失敗のリスクを減らすには納得のいくカウンセリングも欠かせません。

ここからは、フェイスリフトで失敗や後悔をせず、理想の仕上がりを叶えるための対策について解説します。

クリニックの施術実績や症例をチェックする

フェイスリフトで後悔しないためには、クリニックの施術実績や症例を事前に確認することが大切です。

公式サイトやSNSで症例写真をチェックし、仕上がりが自分の理想に近いかチェックしましょう。

また、症例数が多いほど、医師の経験値も高くなる傾向があります。

症例写真が少ない、ビフォーアフターの違いが不明瞭などの場合は注意が必要です。

施術実績が豊富で信頼できるクリニックを選ぶことがフェイスリフトで理想の仕上がりを手に入れるための第一歩となります。

クリニックの口コミや評判を調べる

クリニックの口コミや評判を事前に調べることも、フェイスリフトを成功率を高めるために欠かせません。

公式サイトの口コミだけでなく、第三者のレビューサイトやSNSの投稿もチェックし、実際に施術を受けた人の体験談を参考にしましょう。

良い口コミばかりを鵜呑みにせず、悪い口コミにも目を通し、どのような点に注意したらいいのかを把握するのが大切です。

また、「接客が丁寧」「カウンセリングが雑だった」「アフターフォローが不十分」など、施術前後の対応についてもチェックして、納得できるクリニックを選びましょう。

フェイスリフトの施術が得意な医師を探す

フェイスリフトの成功には、医師の技術と経験が大きく関わります。

医師によって得意とする施術は異なるため、フェイスリフトの実績が多く、専門性の高い医師を選ぶことが重要です。

日本形成外科学会専門医や日本美容外科学会(JSAPS)専門医などの資格を持っているか、信頼できる学会に所属しているか、という点も医師を探す際の参考にしてください。

また、医師のウェブサイトやプロフィールを確認し、美容外科の中でも特にフェイスリフトを専門としているか、得意としているか確認しましょう。

自分が納得するまでカウンセリングを受ける

施術前のカウンセリングをおろそかにしてしまうと、フェイスリフト後の仕上がりを見て「こんなはずじゃなかった」と後悔する可能性があります。

後悔しないためにも、カウンセリングで納得できるまで医師と話し合い、不安や疑問点を解消することが大切です。

信頼できる医師は、施術によるメリットだけでなく、リスクやダウンタイムについても丁寧に説明してくれます。

「自分の悩みに合った施術方法か」「無理な施術を勧められていないか」などを冷静に判断しましょう。

カウンセリングでは、施術後のアフターフォローについて詳しく聞いておくことも重要です。

納得できるまで慎重にカウンセリングを重ねて、「ここなら任せられる」「この医師にお願いしたい」と感じられるクリニックで施術を受けることが、フェイスリフトの失敗や後悔を回避することに繋がります。

フェイスリフトを受ける前に理解しておきたい注意点

顎に手を添える女性

フェイスリフトは高いリフトアップ効果が期待できる施術ですが、ダウンタイムが比較的長い点には注意しましょう。

切開を伴うため、施術後は患部の腫れや内出血、むくみが発生し、特に術後1週間は強い腫れが続くことも少なくありません。

2〜4週間ほどで日常生活に戻れる程度に症状は落ち着きますが、完全に仕上がるまでには数ヶ月かかるケースもあります。

また、術後の過ごし方によって回復スピードが変わるため、安静に過ごし、運動・飲酒・入浴などの制限を守ることが重要です。

フェイスリフトを検討している場合は、大事な予定が施術後のダウンタイムと重ならないよう、慎重にスケジュールを立てるようにしましょう。

フェイスリフトなら「ベルフィールクリニック」へ

フェイスリフト(切開リフト)は、効果だけではなくリスクについても正しく理解した上で施術を受けるようにしましょう。

理想の仕上がりを手に入れるためには、信頼できる医師に依頼し、不安や疑問点を解消するために十分なカウンセリングを受けることが大切です。

ベルフィールクリニックでは、日本人の骨格に合わせて、より自然な仕上がりになるよう考案したオリジナルのフェイスリフトを行っています。

さらに、事前に超音波診断を行い、客観的に必要・不要な施術を選別し、フェイスリフトの効果を最大限に引き出します。

ラグジュアリーな空間で、経験豊富で確かな技術を持つ医師による施術が可能です。

フェイスリフトで若々しい印象を取り戻したい方は、ぜひベルフィールクリニックへご相談ください。

ベルフィールの最先端のリフトアップ術

 

ベルフィールのリフトアップが選ばれる理由

日本人向けに考案した独自の術式

日本人向けに考案した術式で「引っ張られた不自然な顔」ではなく、「自然な美しさ」を実現します。

個々に合わせた術式・治療の提案

骨格やお肌の特徴に合わせたオーダーメイドの施術を提案します。

手術に抵抗がある方にも代替案を提供

フェイスリフトだけでなく、超音波診断下のハイフ・糸リフト・脂肪吸引・ラジオ波治療(ポテンツァ)・ヒアルロン酸製剤の注入等、多彩なメニューを揃え、手術に抵抗がある方でも挑戦できる治療を検討して頂くことが可能です。

人気のリフトアップ術4選

 

①ハイフ

 

そんなあなたには…

ハイフ
24〜93万円
・手術をしないで小顔になりたい
・ダウンタイムは許容できない
ハイフの詳細へ

②糸リフト

 

そんなあなたには…

糸リフト
24〜93万円
・切らずにリフトアップしたい
・多少のダウンタイムは許容できる
糸リフトの詳細へ

③脂肪吸引

 

そんなあなたには…

脂肪吸引
22〜25万円
・皮下脂肪が多い
・多少のダウンタイムは許容できる
・長期的な効果を得たい

④フェイスリフト

 

そんなあなたには…

フェイスリフト
35〜250万円
・たるみが強い
・皮膚の余剰が多い
・根本的なリフトアップがしたい
・長期的に効果を得たい
フェイスリフトの詳細へ

 

当ページの監修医師について

ベルフィールクリニック新宿院長 中務 秀一

Bellefeel Clinic新宿
院長 中務 秀一


保有資格・所属学会について
日本形成外科学会(2019年専門医取得)
日本美容外科学会(JSAPS)正会員
米国形成外科学会(ASPS)正会員
日本外科学会(2017年専門医取得)
日本臨床外科学会正会員
日本顎顔面外科学会正会員
Juvederm Vista®認定医

経歴
岡山大学医学部医学科卒(2006年)
広島市立広島市民病院(初期臨床研修)
湘南鎌倉総合病院外科(一般外科、~2012年)
杏林大学医学部附属病院(形成外科、~2016年)
東京大学医学部附属病院(形成外科、~2017年)
国保旭中央病院形成外科(形成外科医長、~2019年)
都内某有名美容クリニック(~2023年)
Bellefeel clinic(2023年入職)