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2021.12.17 マーケティング便り

兄弟姉妹の組み合わせが収入に影響する!? [マーケティング便りvol.37]

図研プリサイト 神原 由美 2025.02.28

今年ラストのマーケ便りとなりました。光陰矢の如し、です。

今年の漢字は「金」でしたが、皆さんの今年の1字は何だったでしょうか?私は「宅」です。在宅、宅飲み、宅配、、、「家」より「宅」と称したい空間の印象が強い1年でした。この時期に問われるものなので、本当のところ真っ先に浮かぶのは「早っ!!」なのですが。そして、一度あの清水の舞台で思いっきり「早っ!!」を書してみたい願望を抱いてしまいます。子供の宿題の書初めの際に、半紙にこの願望をおさめてみようと思います。

今年も1年お付き合いいただき、ありがとうございました。来年も、徒然なるままに情報発信させていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。年末年始、楽しい時間を過ごされることを願っております。お体ご自愛くださいませ。

今回のピックアップ記事はこちらです。

兄弟姉妹の組み合わせが人生に及ぼす影響について、デンマークやアメリカで研究が進んでいるそうです。記事では特に「弟がいる長女」について解説されているのですが、経済的な側面では「妹がいる長女」と比較して負の影響が大きいと結論づけています。あくまで統計学的なアプローチですが、この負の効果を「ブラザーペナルティ」と呼ぶそうです。一時騒がれた「親ガチャ」と似たようなネガティブワードです。

「ブラザーペナルティー」は初めて目にするワードでしたが、皆さんはいかがでしょうか?世の中には様々なことに目を付けたり、疑問や相違点を見出して突き詰める人がいること、そして、その研究結果から新たなワードや概念を成果として生み出していることに、なんだか関心してしまいました。確かにネガティブな研究結果ではあるので、ポジティブな方向へとしっかり転用されてほしいですが。

私は長女ですが妹が一人の姉妹家庭なので、残念ながら日本における「ブラザーペナルティー」について実体験を語れる立場ではないですが。「伝統的な性別役割分業意識」が根源にある結果なのであれば、記事の最後に記されているように、日本ではプラザーペナルティーの影響が他の先進国より強いだろうと思います。女性の社会進出とセットで、5年スパンくらいで見ていきたい1つの指標ではあります。

身近にはきっと、弟を持つ長女である友人や知り合いがいるのでしょうが、なぜか頭に浮かんできたのはドイツ元首相のアンゲラ・メルケルです。

彼女は弟1人、妹2人の長女です。(妹がいるので対象にはならないのか?)最近彼女に関する書籍を読んだからだと思いますが、個人的にはブラザーより親や環境が及ぼす影響が大きいのではないかと思います。親ガチャの中にブラザーペナルティーは包括されるのではないかと。アンゲラ・メルケルは東ドイツという社会主義国の出身で、父は牧師、母は英語教師という環境で青年期を過ごしており、自身は物理学者となり、政界に興味を持ち転身。その手腕を自身の信仰とは異なる、カトリック母体のCDU(キリスト教民主同盟)で発揮します。彼女が類稀なる人物であることは明らかなのですが、そこには彼女の生い立ちが大きく影響していることを、本人も16年の在任期間で幾度となく語っています。

「ヨーロッパの母ちゃん」とまで称される人物を例にとると諸々見えなくなってしまいますが。
日本において、このコロナ禍での女性の失業率や自殺率の上昇を考えると、「伝統的な性別役割分業意識」が、顕在化した結果と言えるのではないでしょうか。この内訳を細分化すると、「ブラザーペナルティー」も証明されるかもしれません。

ただ、問題はもっと根深い「親ガチャ」であり、貧困の連鎖です。そしてこのようなネガティブワードを生み出せる日本や先進国は、諸問題を抱えながらも、平和なのだと思います。その地に生を受けただけで紛争、飢餓、難民生活を余儀なくされたり、全財産をはたいて乗り入れたコンテナ内で国境跨げず、生尽きる。性別や家庭環境の枠を超えたペナルティーやガチャが世界には存在します。個人で解消できないことばかりですが、問題意識としては捉えておくべき事柄です。

壮大なテーマに話題を広げてしまったので、なんとか今年を明るく締めようと思い、「ポジティブ ネガティブ 変換」とGoogle検索してみました。(苦し紛れです。。。)色々なサイト、言い換えの例がヒットしてきました!ワード変換がとてもわかりやすいです。

「変態」⇒「ある種の知識に精通している」
「悪趣味」⇒「自分の世界を持っている」
「臭い」⇒「フェロモンが溢れ出ている」

なるほど。身近なところでは、いい方一つで状況を好転させられることも多く存在します。嘘で固めては生きづらくなってしまいますが、今置かれている状況を肯定的に捉える、変換するよう努めることで楽になったり楽しめることも増えるかもしれません。来年の努力目標は「ポジティブ変換」にしたいと思います!(これこそ書初めに相応しい!題材として採用します。)

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