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2022.01.21 マーケティング便り

地震や噴火は必ず起こる!? [マーケティング便りvol.39]

図研プリサイト 神原 由美 2025.03.25

オミクロン株の感染拡大が急激に広がっています。神奈川県では本日より「まん防」が適用され、「GoToイートを利用しないで」といった支援したいんだかどうなんだか、という日々が始まります。

ただ、オミクロン株については重症化リスクが低いであるとか、ウイルスが生存するために弱毒化している、といった情報から、イマイチ危機感も薄れてしまっています・・・が、何もなくヒトが自然に免疫を獲得できたり、急速に進化できるわけではないので、気を抜かずに感染対策に努めようと思います。

今回のピックアップ記事はこちらです。

昨年、日本では震度5以上の大きな地震が10回もあったそうです。火山活動も活発で、軽石漂着による被害も記憶に新しいところです。この記事が出た直後の1月15日には、トンガで海底火山噴火が発生しました。被害の全容はまだ明らかになっていませんが、巨大な噴煙に稲妻が走る光景は、さながらセカンドインパクト。日本にも津波が襲来し、地球規模での災害になっています。そして1月17日、あの阪神淡路大震災から27年の歳月が流れました。災害大国とも言われる日本に住む以上、誰の身の上にも「その時」は来るものと覚悟して、備えておかねばならないのでしょう。

なんということでしょう。記事によりますと、九州超巨大噴火の想定死亡者数は1億2千万人とのこと。本土はほぼ厚い火山灰で覆われ、その為にライフラインがストップしてしまうことを反映したシミュレーションだそうです。火山灰の到達速度については触れられていませんでしたが、北海道もしくは異国にパイプラインを持っておくに越したことはなさそうです。しかし、昨今特に気候変動など様々な要因で、どこへ行こうと「絶対安全領域」などないように思われます。

トンガの海底火山噴火報道に際し、1991年にフィリピンで起きたピナツボ火山噴火についても紹介されています。規模でいうと今回のトンガでの噴火レベルを上回る規模だったようです。「ピナツボ火山噴火」で情報を検索すると、迫りくる噴煙から逃げる1台の車を捉えた写真が結果に上がってきました。見覚えがあります。何かの映画のワンシーンが頭の片隅に残っていたのかと思っていたら、まさかの実写。

そしてもう一つ、記憶に蘇ったことがあります。平成の米騒動です。大凶作により日本米が入手困難になり、タイ米が流通したことは覚えていました。「タイ米は美味しないわ」と、普段食べ物に対して文句を言わない祖母がぼやいていたのがとても印象的だったのと、炊飯器で炊かれた細長いフォルムのタイ米は、確かにパサパサしていたなぁと。まずかった記憶はないのですが。なんとなく、言われてみれば冷夏による影響だった、ということは思い出されるのですが、まさか異国の地での火山の大噴火による影響だったとは、つゆ知らず。30年越しですが、自然の驚異におののいてしまいます。

現代は科学が進み、自然のメカニズムが解明されることで、災害を未然に防げる場面も増えています。それとは裏腹に、科学分野の細分化により得られた情報が情報化社会に飛び散り、その分野に不得手な人には恐怖の対象へと変貌している気もします。

かの昔、まだ科学が細分化する前の時代に、天才と称されたレオナルド・ダヴィンチは、地球を生物(あるいは生物に限りなく近いもの)だと考えていたのだそうです。人間と比較し、水を血液に見立てて「流れ」を、岩石を骨格に見立て「隆起」のメカニズムを検証したとのこと。(後者は成功したようです。重要視はしなかったようですが、地球には「神経がない」ということが人間と似ていない点だったそう。)

これはあまりに極端な例ですし、500年前に遡れということではないのですが。もう少しマクロな視座で、自然をいい意味で身近に捉えることで、情報に惑わされずに災害に備えることができたり、逆に、環境保護などについてはより自分事として考えられるようになるのかもしれませんね。

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